うつ病予防や体内時計のリセット、ダイエットに太陽の光を浴びる

太陽の光を浴びるとメラトニン、セロトニンの分泌を促進させる効果があります。
太陽の光を浴びると脂肪が溜まりにくくダイエット効果があるという論文が発表されました。
また体内時計をリセットするために朝日を浴びるという事は有名ですが、
うつ病との関係もあります。太陽がなければ人間は生きていけないという事は
なんとなく分るのですが、実際にどのような効力があるのかをまとめてみます。



メラトニンとは何なのか?

メラトニンとは快適な眠りを行なう事に欠かせない物質です。
本来は暗闇を感知すると自然と出てくる物質ですが、
現代社会では夜になっても街は明るく、部屋の中も明るい。
ですので、メラトニンを暗闇で出すという事が難しくなっています。
メラトニンは年齢を重ねるにつれ分泌量が少なくなってしまうのです。
ですので、年齢を重ねた方は夜に何度も目が覚め、不快睡眠を得る事が難しくなります。
若い時には多少無理をしても直ぐに不快眠りにつき、朝には体調がよくなっている。
これかが普通でした。
メラトニンは気分がよくなる、免疫力を高める、活性酸素を減少させるという報告もあります。

体内時計を正しくリセットする

人間は太陽の光で体内の時計を調整しています。
蛍光灯のような弱い光ではリセットは無理です。
朝起きた時にはしっかりと朝日を浴び、体内時計をリセットする事で
夜には自然と眠たくなり、深い睡眠を得る事が出来るようになり、
結果的に体調がとても良くなります。
個人的に行なっている朝日を浴びる時間は30分です。最初は凄く長いように思いますが、
なれてくると30分が一番体調が良くなります。
この時に重要になるのが、窓を開けて朝日を浴びる事です。窓を開けるのと開けないのでは、
光の量が大きく変ってきます。

うつ病の予防、改善

冬にはうつ病患者が多くなります。
夏と比べると気分が落ち込んでしまう時が多いという方も多いかと思いますが、
これは日照時間が短く、太陽に当たる機会が少なくなってしまうからです。
精神科などでは南の島への旅行を勧めています。
南国にはうつ病患者は少なく、日照時間の短い北国ではうつ病患者が多いという報告があります。
太陽というのは人間にとって大切なんですね。

うつ病予防に必要なエネルギーは10000ルクスの光を毎朝30分~1時間浴びる事を
一週間続けると良いとされています。
夕方のうっするとした光が10000ルクス程度です。

夕方の光でも良いのですが、朝日のエネルギーは夕方よりも強いので、
出来るだけ朝に目覚め、体内時計をリセットし、精神を正常な状態に保つ事が効果的です。

太陽の光で改善出来るもの

・季節性、非季節性といわれる反復性うつ病
・睡眠障害、長時間睡眠
・高齢者の夜間徘徊、せん妄
・時差ぼけ、夜間勤務での睡眠障害、気分低下
・月経前緊張症
・神経症過食症
・自律神経失調症
・慢性疲労症候群

不眠症の予防方法

就寝前には出来るだけ部屋を薄暗くします。
バーなどの明るさが丁度良いですね。

朝日が当たる場所にベッドを移動するなどの工夫もひとつの方法です。
うつ病は朝起きた時の憂鬱間があるので、自然と朝日が顔に当たるようにする事で
憂鬱間を和らげてくれます。

私の体験談

私は仕事柄、室内での生活が一日を占めていました。
締め切りなどで昼夜が逆転する事もしょっちゅうです。体は本当に正直で、
少し締め切りに余裕が出来ると12時間など平気で眠っていました。
そして次の日は3時間睡眠。もう本当に生活はバラバラです。
何とかしないと体がおかしくなり、仕事にも影響が出ると思った私は、体内時計のリセットを
試みるようになったのです。最初は五分程度朝日を浴びる。
気分的には少し変わりましたが、大きな変化はありません。
そこで太陽の光の事を調べるようになり、ある1つの当たり前の事に気付いたのです。
地球は太陽がなければ壊れてしまう。また人間や動物も同じ。

私は猫を飼っているのですが、猫は毎朝必ず朝日を浴びています。それも三十分程度。
本当に私はバカだと思いました。動物の本能で自然と行なっているという事は
必要だから朝日を浴びているんだ。とやっと気付けたのです。
それから毎朝必ず三十分、猫と一緒に朝日を浴びるようにしました。
五分という短い時間では駄目だったのです。

一日目から驚くほどに高い効果が出ました。いつもは眠るまでに三十分は必要だったのに、
子供の時のように五分もしないうちに自然と眠る事が出来たのです。
朝は6時のアラームで気持ちよく目覚めました。
今までの私では考えられないような現象です。
私は仕事などの緊張感がなく眠りに就いてしまうと8時間は絶対に眠るという体質でした。
しかし朝日を浴びたから12時に寝て6時に起きるという事が可能なのでは?
と思い、実験してみたのです。本当に何年ぶりだろう?というぐらいに気持ちよく目覚める事が
出来ました。そして三日目ぐらいからはまた別の嬉しい体験が。

私は冷え性で、室内でも厚着をし、暖房を入れて生活をしていたのですが、
この三日目に変化が出たのです。「暑い」暖房の設定温度を一番低しても暑いのです。
厚着の服を一枚脱ぐ事で丁度よくなりました。手足が冷たくない!もう本当に驚きでした。

朝方の生活、そして朝日を浴びる事によって仕事の集中力も今までに比べられないほどにアップ。
そして物事を解決する力が上がったのか、スケジュール管理がとても上手くいくようになりました。

今では七時頃に朝日を浴びながらゆっくりとコーヒーを飲むという習慣が当たり前になっています。

これは是非1度体験してほしいと思います。体内時計のリセット方法や、うつ病改善の方法は
ネットを探せばいくらでもあります。しかし体験してみるのと、情報だけで終わるのでは
全く違います。費用もまったく必要ないので、騙されたと思ってやってみて下さい。
太陽を浴びる時は直接太陽を見ないようにして下さい。

注意!

太陽の光にはもちろんデメリットもあります。
ビタミンB2は太陽の光に弱いです。
紫外線を長時間浴びると、シミの原因や、目の障害の原因になります。
私の経験として、郵便配達のアルバイトを一年ほど行なった時に緑内障になってしまいました。
今考えると紫外線が関係していたのだと思います。(手術で現在は回復しています)

しかし紫外線に全く浴びないとビタミンDを体内で合成する事が出来ずに
こちらも美容に影響してきます。
つまりバランスが一番大切という事です。

室内で仕事をされている方や、うつ病で部屋にこもっている方には朝日を浴びるという
事が大きな効果を発揮してくれます。
逆に外で仕事をされている方、職場のオフィスの席が窓に面して日の光を一日中浴びて
いる方は出来るだけ太陽の光を浴びないようにする方が効果が高いと言えます。

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